このカテゴリでは、これまで訪れた中で印象に残った駅等を紹介していきます。

1回目は、成田線・下総松崎駅。
千葉県成田市に所在します。

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駅舎は昔ながらの木造平屋建て。日中のみ有人駅であり、訪問した17時台には既に窓口等の営業は終了していました。

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駅舎内。
小さなスペースに待合室(ベンチ)、窓口、改札が収まっています。
改札は有人で、簡易Suica改札機が設置されています。
木製のベンチや壁面などから歴史が感じられます。

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駅構内は2面2線の対向式ホーム。駅舎は1番線(成田方面)側にあります。
成田線我孫子支線の他駅と同様に10両編成まで対応しています。

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1番線と2番線は跨線橋にて接続されています。
跨線橋はなんと屋根がありません。雨の日は大変そうです。

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跨線橋から成田方面を眺めてみました。
駅周辺はひたすら田園風景が広がります。

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2番線の成田寄りからは、別の鉄道の高架線が見えます。
これは京成成田空港線(成田スカイアクセス線)。滞在中にはスカイライナーやアクセス特急を見ることができました。

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私が下総松崎駅を訪れた一番の理由、それはこちらの国鉄時代からの駅名標。
国鉄が分割民営化してから来年で35年。現存する駅名標もかなり少ない中、「今逃したら…」との思いで訪れたというわけです。
余談ですが、この駅名標の下でやや賑やかな高校生集団が固まっており、少し撮影時は緊張しました。(←臆病者)

下総松崎には1時間ほど滞在し、我孫子行きで離れました。
田園風景の中の小ぢんまりとした駅舎から発着する10両編成、アンバランスで面白いものです。

訪問日:2021年6月5日(土)