お待たせしました。
清水での待ち時間の間、駅から街歩きを兼ねて昼食を探します。

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駅から北に進みます。
漢字、しかも毛筆チック繁体字だらけの看板、まさに台湾の街中です。

駅から15分ほど歩いたところで、食堂が立ち並ぶ一角にたどり着きました。
せっかくなので牛肉麺を食べようと思いきや、昼時とあり満員状態。

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お隣の食堂で米粉を食べました。
日本でよく食べられる米粉とは異なり、スープに浸かっていて性格としてはラーメンに近いかもしれません。
豚肉をたっぷり使ったタレもコクがあり、どんどん箸が進みました。

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食後は再び駅へ。
途中、台中市議会議長の選挙事務所前を通りました。大きい看板が目を惹きます。

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駅に入る前に、駅前のファミマでお茶を購入。
入店チャイム、昔は我が国と同じ音楽(音色は若干違う)でしたが、全く違うものに変わっていました。

清水駅へ戻り、列車を待ちます。

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駅舎内のベンチには、PP自強号があしらわれたものがありました。

発車時刻が近づいてきたので、改札を入ります。

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清水駅では列車別改札が行われており、発車10分前に改札が始まります。

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乗車するのは13:21発、区間車2617列車。
成追線経由、山線の豊原行きです。

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成追線は、海線の追分と山線の成功を結ぶ短絡線です。海線、山線、成追線の位置関係図を描いてみました。
海線と山線が合流する彰化周辺はデルタ線上になっており、海線は北側を東西に結びます。

海線の列車は全般的に多少遅れが生じている模様。
特段事故などは起きてないようですが、乗車する列車の一本前を走る自強号119列車は13分も遅れています。

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13:17頃、遅れていた自強号119列車が到着。

自強号が出発後、すぐにこれから乗る区間車2617列車の接近放送が流れだしました。

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区間車も3分遅れで到着。
車両はEMU800形。先代のEMU700形と同様、日本車輛・台湾車輛にて製造されました。前面の形状から、「微笑号」とも呼ばれます。

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車内は中間車がセミクロスシート、先頭車がロングシートの変則的な座席配置。
なお、セミクロスシートは日本と異なり、クロスシート部はボックス状ではなく背中合わせで設置されています。

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車窓には郊外らしい風景が広がります。

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大肚に到着する直前、先日引退したばかりのDC自強号の車両達が留置されていました。
その脇には重機が。どうやら我が国でいう幡生や北長野のような場所のようです。

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さて、追分を発車すると列車は海線と分かれ、成追線に入ります。

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海線と分かれて30秒ほど、今度は山線が近づいてきます。

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山線に合流すると、成功に到着。
いかにも縁起のよさそうな名前ですが、さらに隣の駅の追分と合わせて「点を取り成功する」の意味になることからこの区間のきっぷはよく売れるようです。

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さらに一駅進み、14:59に3分遅れのまま新烏日に到着。
台湾高鉄、台中捷運との乗り換え駅ということもあり、まとまった下車がありました。

私もここから台中捷運に乗り換えます。2021年の開業以来、初の乗車です。
(6)に続きます。しばらくお待ちください。

旅行日:2023年5月13日(土)