お待たせしました。
新烏日で台鉄から一旦離れ、台中捷運に乗り換えます。
台中捷運は現状、緑線1路線のみが運行しております。台湾に行きたくても行けなかった2021年4月に開業しており、当然ながら初乗車となります。

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台鉄新烏日駅の改札を出るとすぐ左手に見えるのが、台中捷運緑線の高鉄台中駅。緑線はここから北屯総站までの約17kmを結んでいます。
台鉄は新烏日、台湾高鉄は台中、台中捷運は高鉄台中。ここに集まる3社局の駅はすべて駅名が違うこととなります。

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トークンを発行する券売機はICカードのチャージ機を兼ねたもの。
もちろん私は悠遊卡をタッチし、改札を通過します。

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ホームに降りるとちょうど北屯総站行きの列車が入線。
緑線では無人運転が行われており、最前部・最後部は前面展望が可能。もちろん最前部にかぶりつきます。なお、安全確認と非常時対応の為、全列車に乗務員が添乗しています。

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高鉄台中を出ると、大慶までは台鉄としばらく並行します。
大慶まで緑線・台鉄ともに途中駅がありますが駅あお互いに少しずつずれて設置されています。

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大慶を出ると、左側に大きくカーブし台鉄と離れ、ビル街を進みます。
高架区間ではほぼ全ての区間で、緑色のシェルターが設置されています。

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車内はロングシートが並びます。
座席は台湾の捷運お馴染みのプラスチック製。

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高鉄台中から15分強、市政府に到着。
ここで下車しました。

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ここまで乗ってきた車両を見送ります。
欧米チックにゆるやかな流線形ではありますが、実は川崎重工(台湾車輛での現地生産含む)製です。

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市政府駅は対向式ホームの高架駅ですが、改札は各ホームに設置されており、反対側のホーム・改札へ行くにはさらに跨線橋を渡ります。

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駅を出る前に、高鉄台中行きの列車を撮影。

市政府からは、バスに乗り台中駅を目指します。

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市政府駅前を通る台中随一の目抜き通り・台湾大道にバス停があり、ここからバスが頻発しています。

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市政府バス停の入口には使われていない改札機が。
実は台中では2013年から2年間BRTが運行されており、市政府バス停はまさにBRTのバス停でした。
BRT廃止後、市政府バス停含むBRTのバス停は一般路線バスのそれになりましたが、改札機は廃止から8年ほどが経つ今も残ります。

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バス停に着いたとたん、ちょうど台中駅へ行く303路が到着しました。
朝に乗った706路と同じく統聨の運行。悠遊卡をタッチして乗車します。

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一般路線バス車両ですが、車内はハイバックシートが並びます。

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市政府から約20分ほど、台中車站(台中駅)で下車…するところが、乗り過ごして一駅先の終点・干城站まで行ってしまいました。
再び悠遊卡をタッチして下車し、歩いて台中駅へ戻ることとします。

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5分ほどで台中駅に到着。
屋根が高く開放感のある駅舎は2016年供用開始。ストリートミュージシャンの歌声も響き、賑やかな雰囲気です。

台中からは再び台鉄に乗りますが、すぐには乗らず現在の駅舎のすぐ脇で懐かしい思い出に浸ります。
(7)に続きます。しばらくお待ちください。

旅行日:2023年5月13日(土)